令和元年の犯罪情勢が警察庁ホームページに公開されています。侵入犯罪以外の各種刑法犯に関する統計も多数掲載されていますのでご自身の防犯対策の為にも是非ご一読ください。
侵入窃盗の現状
◆ 侵入強盗の認知状況の推移
刑法犯認知件数は、平成8年から平成14年にかけて増加し続け、同年には約285万件に達しました。しかし、平成15年からは減少に転じ、令和元年中は74万8,559件と、戦後最少を更新しました。このうち、住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数についても減少傾向にあるものの、令和元年中は2万8,936件もの発生がありました。
御自身や御家族の安全と財産を守るため、侵入窃盗の現状を確認しておきましょう。
◆ 侵入窃盗の発生場所別認知件数(令和元年)
侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が43.9%と最も多く、一般事務所が13.1%で共同住宅(3階以下)が10.7%と続いています。
※生活環境営業~ホテル・旅館、ぱちんこ屋、深夜飲食店等
◆ 侵入窃盗の手口別認知件数(令和元年)
侵入窃盗の手口別認知件数をみると、空き巣が約1/3を占めます。
◆ 侵入窃盗の検挙状況の推移
侵入窃盗の検挙件数と検挙人員は、平成15年以降、認知件数の減少に比例して減少傾向にあり、令和元年の検挙件数は37,083件で前年比-5.5%、検挙人員は6,106人で前年比-6.9%とそれぞれ減少しています。
(引用元:スマイル防犯110番)