ご自宅に入ろうとした際、カギをどこかに置き忘れてしまい家に入れなかった苦い経験、されたことありませんか!?
そのような場合でも、暗唱番号を入力すればすぐに開錠できるテンキーロックは、とても便利な製品です。その便利さを求め、事務所の出入口やマンションのゴミ置き場など多くの建物に利用されてます。ですが、その便利な反面、防犯上で気をつけるべきポイントが幾つかございます。
⓵ 暗唱番号の桁数を4桁など短く設定していると、他人に読み取られ易く危険です。
⓶ 毎日使用する場合、同じボタン位置を押し続けると跡が残り番号が特定される危険があります。
⓷ 多くのテンキーロックは乾電池により動作しているものが多く、その場合は定期的な電池交換が必要です。
テンキーロックのほとんどは、一つのデッドボルト(カンヌキ)しか出し入れさせることができません。防犯上の理由で住宅玄関錠は2つの鍵穴とデッドボルトをもつダブルロックが主流となっております。テンキーロックは使い易い製品ではありますが、他人に番号を盗み見られてしまう危険やコスト上の理由によりダブルロック対応が難しい側面もあります。
よってもし住宅の玄関に使用される場合は、ダブルロックに対応できる製品をお選びいただき、暗唱番号は8桁以上の番号など外から読み取りにくい番号設定をお薦めします。同様に、暗証番号の代わりにICカードなどのカードをかざすカードロックも多く利用されております。このカードロックは、カードに登録された20桁以上の複雑なコードをロックが読み取り開錠させる仕組みです。そんな桁数が多い複雑なコードを記憶するのも正しく入力するのも難しいので、カードに記憶させ代わりに入力させるようなイメージです。
住宅や事務所入口の玄関錠にカードロックやその複雑なコードを電波で伝えるリモコンロックが普及している理由は、そのセキュリティ面の高さによると考えられます。