令和2年の年の犯罪情勢が警察庁ホームページに公開されています。侵入犯罪以外の各種刑法犯に関する統計も多数掲載されていますのでご自身の防犯対策の為にも是非ご一読ください。
侵入窃盗の現状
◆侵入窃盗の認知状況の推移
侵入窃盗の認知件数は、平成15年から減少に転じ、令和2年は4万4,093件で前年比-23.7%と18年連続で減少しています。
このうち住宅対象侵入窃盗は、平成16年から減少しており、令和2年は2万1,030件で前年比-27.3%と、同じく連続して減少しています。
しかしながら、一日当たり約58件発生しており、未だ多くの住宅が被害に遭っているのです。
◆侵入窃盗の発生場所認知件数 (令和2年)
侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が37.0%と最も多く、一般事務所が11.7%で共同住宅(3階建以下)が9.3%と続いています。
◆侵入窃盗の手口別認知件数 (令和2年 )
侵入窃盗の手口別認知件数をみると、空き巣が約1/3を占めます。
◆侵入窃盗の検挙情報の推移
侵入窃盗の検挙件数と検挙人員は、平成15年以降、認知件数の減少に比例して減少傾向にあり、令和2年の検挙件数は3万1,836件で前年比-14.1%、検挙人員は5,617人で前年比-7.1%とそれぞれ減少しています。